〔051〕丹沢山 (1,567m)
日本百名山に戻る
2003年09月20日(当時54歳)
5時45分、塩水橋の林道ゲート前に車を停め、
舗装された長い林道を歩き始める。

予定になかった林道のショートカット登山道に出くわす。
距離は短いものの勾配はかなりきつい。

曇天と杉木立で薄暗い室平へのショートカットコース。
気温は16℃と低いが、湿度がやたら高く汗が吹き出る。


”元谷橋”からの登りとなる
”天王寺尾根コース”との分岐点。

2時間50分にて ”丹沢山”(1,567m)に着く。
ガスって何も見えないが、元々景観の利かない山頂の様である。

丹沢山
  毎度のことであるが、今回も最短距離の登山道を選んで登ったが、昨日の雲取山以上に道中に見るべきものが無く最悪の山だった。 天気良く、他のコースから登れば魅力があるのかも知れないが、今回、登った限りでは兵庫県の ”氷ノ山”と入れ替えて欲しい感じだった。
今日の温泉
  下山後の温泉は通り過ぎた玉肌の湯に戻るのが邪魔臭く、温泉を探している内に中央道に乗ってしまい、諏訪SA内の温泉(575円)に入ることになった。
極端に狭い温泉だがガラ空きだったのでゆっくり出来た。

     '03年度の日本百名山行脚
          09/19     09/20
         雲取山 丹沢山
神奈川県愛甲郡清川村宮ヶ瀬

標高差:1,157m
Road Map :神奈川の県道70号線から塩水橋からの塩水沢林道のゲート前まで行く。
Route Map:塩水橋のゲートから林道を室平まで林道を歩き、樹林帯の道を山頂往復。
日本百名山』 山頂ではガスで展望が得られず、リベンジを誓う。
たんざわやま
深田久弥著の「日本百名山」から
  私が百名山の一つに丹沢山(丹沢山というのは山塊中の一峰である)を取上げたのは、個々の峰ではなく、全体としての立派さからである。(略)ただ表尾根を歩くだけでなく、その奥深く入れば、山の規模は大きく複雑で、容易にその全貌をつかめない。
蒸し暑くて、Tシャツは汗でびっしょり。
展望の利かない山歩きは肉体労働をしているだけだ。
山頂に転がっていた石碑はデザインがイマイチだった。
この山頂標識はかっこ良い。 ガスがなければどんな景色が見えているのだろう?
山頂から展望の得られなかった日本百名山は登頂としてカウントしないことに
決めているので近々、リベンジしたい。
前日の移動
  雲取山登頂後に塩水林道のゲート前に移動する。 もう1台、名古屋から60歳代のおっさんが一人で来ていた。
今回、七つ目の山らしい、明日は天気が悪いので3時半から登って早く下ると言う。 元気なおやじであった。
 7時に就寝、暴走族が一晩中、爆走していたらしいが、こっちは爆睡で気付かず。
登山口まで舗装された林道が通っていたが、林道入口で車止めされていた。
当日は天気悪し
 5時45分、雨仕度をして登山開始。 ゲートをくぐり抜けて舗装された長い林道を歩き始める。
林道を2時間半の予定であったが、途中に思わぬショートカットの登山道があり、林道歩きは
40分で済んだが、ショートカットコースの傾斜はきつかった。
 気温は16℃と低いが湿度が高く、風が無い為に暑い、1Lの水がたちまち無くなっていく、
途中の水場は枯れて水が出ていなかった。 林道終点の室平に出て、改めて登山道に入る。
  緩急は多少あるが、一環して斜度はきつく休ませてくれない。 途中、朝3時半出発、既に
下山中のおじさんと合う。
8時34分、2時間50分掛かり丹沢山頂に着く
 今にも雨が降りそうな天気で山頂からは何も見えないが、ピークが無く、晴れていても景観の
利かない山頂の様である。 休憩している内に雨がポツポツ降り出したので急いで下山する。
下りは2時間、トータル5時間丁度で丹沢を終える。
2023年11月17日改定